2015年度入局
・岩尾 俊昭 先生
2015年入局の岩尾俊昭です。大分大学卒業後、初期研修を新別府病院で行い、3年目も引き続き新別府病院で勤務させていただいております。もともと他科志望だったこともあり、学生時代は消化器内科についてあまり深い印象を持っていませんでした。しかし、初期研修1年目で内視鏡に触れてからその面白さに惹きつけられて思わず入局し、3年目はさらに多くの入院・外来症例、内視鏡手技を経験させていただき、今や消化器内科にどっぷりと浸かってしまいました。消化器内科は、消化管・肝臓・胆道膵臓疾患と非常に幅が広いにも関わらず、あらゆる分野の内視鏡手技を含めた治療を行う先輩医師の姿を見て、自分の知識・技術力不足を痛感する日々ですが、その分やりがいも大きく、毎日少しずつでも成長できるよう精進しております。4年目も医師を目指したときの初心を忘れず1日1日を大切に過ごしていきたいと思います。
・草津 工喜 先生
大分大学消化器内科に入局し、早1年が経過しました。私の消化器内科医としてのスタートは、大分県厚生連鶴見病院でした。研修医としてお世話になった病院でもあり、先生方やスタッフの方に至らない面を支えていただきながら1年間なんとか消化器内科医としてやっていくことができました。4月からも鶴見病院で引き続き消化器内科として、日々成長していけるよう精進していきたいと思います。まだまだ、未熟者ではございますので引き続き先生方のご指導ご鞭撻のほどよろしくお願いいたします。
・佐上 亮太 先生
私が医局員として迎えて頂いて早や1年が経とうとしています。日々臨床に没頭しているため、気がつけばもう桜が咲く季節になっていました。私の所属する、大分三愛メディカルセンターは大分大学の関連施設として地域医療並びに超音波内視鏡や最新の内視鏡機器を用いた検査・治療を提供していけるよう努力しております。その甲斐あり、総内視鏡件数は4000件を超えました。超音波内視鏡(EUS)による胆膵スクリーニング検査は年間400件施行しており、早期・手術可能膵癌がFNABにより次々に診断・治療され始めています。ESD・ERCPといった治療内視鏡はもちろん、EUSによるドレナージ治療もよい成績を上げています。これも医局の皆様並びに開業医の先生方のご協力あってのことと感謝しております。また昨年は地方会を中心に学会発表をさせて頂きました。今年は、臨床データが集まりつつあるので総会での発表や論文報告も視野に、少しでも大学の学術部門に貢献できるよう頑張ります。消化器病専門医受験の年でもありますので、臨床だけではなく知識面でも成長する1年にしたいと思っております。最後になりますが、昨年は村上教授を中心とした、医局や他病院の方々と酒席をご一緒させて頂き大分の先生方は本当に楽しくて温かい方が多いと感じております。今年もこういう機会を多く持てれば幸いです。6月には当センター念願の新棟での消化器病・内視鏡センターが本格的に始動予定であり非常に楽しみにしております。今後も大分の消化器医療に貢献していく所存ですので、何卒よろしくお願いします。
・本田 俊一郎 先生
この一年間は長いようで短い時間だったと感じます。手技という点でも、大腸内視鏡検査だけでなく、ERCP、肝生検からESDまで幅広く経験をさせていただきました。多くの先生方から教えて頂けたこと、たくさんの症例を経験させていただけたことは本当に貴重な経験であったと感じています。4月から場所を変え、大分県立病院で勤務させて頂いています。県立病院の消化器内科の先生方から教わることは、私が経験不足な点もあるとは思いますが、大分大学で教わったことと違いを感じることもあり、戸惑っている毎日です。新たに外来も経験させて頂いており、緊張から疲労感を感じることも多々ありますが、視野を広げるという点において、非常に新鮮でもあります。今後は、自分が教える立場になる機会も増えてくるかと思います。先生方の教えを少しでも伝えられるように、また少しでも消化器内科に興味を持ってもらえるように努力したいと思っているところです。
・本田 秀穂 先生
私は大分大学を卒業し、大分大学で初期研修をさせていただきました。何もわからない状態の4、5月に回った科が消化器内科でした。先生方が丁寧にご指導してくださり、専門の分野を中心に幅広く活躍されている先生方が、自分の将来の目標の医師像となっていました。2年目にも消化器内科で研修させて頂き、入局することを決めました。3年目からは大分赤十字病院で勤務させていただき、この1年は本当にあっという間でした。最初は初めて経験する事ばかりでしたが、先生方の熱心なご指導のおかげもあり1年間で多くの症例を経験することができました。医療の基礎から学び、また抄読会に病理カンファなど専門的な知識を勉強する機会もいただきました。今後も将来の目標の医師像に近づけるよう、日々の貴重な時間を充実したものにしていきたいと思います。まだまだ何事においても未熟でありますが、今後ともご指導・ご鞭撻のほど宜しくお願い致します。