専攻医の声 ~消化器内科医になって1年間を振り返って~

2022年度入局

上尾 豪志(あがりお たけし)先生
2022年度より大分大学消化器内科に入局させていただきました上尾豪志と申します。初期研修を大分赤十字病院と大分大学医学部付属病院で行い、入局初年度は一般内科として豊後大野市民病院で勤務しておりました。地域住民のかかりつけ医として、多彩な疾患や患者さんとの触れ合いを経験し、また棚橋先生、貞本先生の御指導の下、消化器疾患、内視鏡手技にも携わることができ、とても有意義な一年間を過ごすことができました。
今年度からは南海医療センターで消化器内科医として勤務させていただきます。より多くの消化器疾患を経験する機会が得られて心から楽しみに思っております。さらなる知識の習得や技術の向上に努め、患者さんの健康を守っていくことが使命と考えています。一日一生の心構えで精一杯務めて参りますのでご指導のほど宜しくお願いいたします。

東 祥史(あずま よしふみ)先生
2022年度に大分大学消化器内科学講座に入局いたしました東祥史と申します。医師3年目は大分市医師会立アルメイダ病院で勤務し、4年目の現在は宇佐高田医師会病院で勤務しております。
消化器内科として1年が経過しましたが振り返ると数多くの経験ができた一年であったと感じています。JDDWの参加、地方会での発表や静岡がんセンターでの見学などなど。忙しくもとても充実したものでした。このような経験ができたことや、そういった機会を設けてくださった先生方、環境に大変感謝しております。
3年目は初めてのことばかりでいっぱいいっぱいの毎日でした。先輩方にご迷惑をおかけすることも多々あったとは思いますが、その中でも少しずつできることが増え、1年前の自分と比べると少しは成長できたんじゃないかと思います。
4年目は消化器内科医2人ということで、少しでも役に立てるよう日々研鑽を積んで診療にあたりたいと思っております。地域医療では限られた診療科で患者さんを診ていく必要があり、commonな疾患の患者さんを診る機会も増えました。3年目とはまた違った難しさを感じております。消化器内科としてはもちろん内科医としても少しでも成長できるように精進していこうと思います。まだまだ未熟ではございますが今後ともご指導、ご鞭撻を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。

平賀 大輝(ひらが だいき)先生
2022年度に大分大学消化器内科に入局いたしました平賀大輝と申します。大分岡病院で初期臨床研修を行い、首藤先生と衛藤先生のご指導の下様々な症例や手技を経験させていただき、消化器内科に魅力を感じ入局を決意しました。3年目は新別府病院で研鑽を積ませていただきました。新別府病院は3次救急医療機関であり多種多様な症例が豊富で、3年目の私にとっては毎日が新鮮で日々があっという間に過ぎていきました。どんな症例でも自分の症例はまずは自分でさせていただき、どんなに時間がかかっても上級医の先生方は丁寧に指導をしてくださったおかげで、常に成長を実感でき楽しく勤務できました。日々勤務する中で自分の知識不足、経験不足など無力さを痛感する場面が何度もありますが、勉強する度に消化器内科領域の楽しさ、奥深さなどに取り込まれ、入局してよかったと心から思います。常にバックアップ体制をとってくださり、多くのことを教えていただいた上級医の先生方には感謝しかありません。4年目は豊後大野市民病院での勤務となりました。新別府病院での勤務とはまた異なり、内科医として一般内科も含めた知識が必要になってきます。3年目に学んだ知識、経験に加えてさらにレベルアップしていけるよう日々精進して参ります。まだまだ先生方にはご迷惑をおかけすることもあるかと思いますが、ご指導ご鞭撻のほどよろしくお願いいたします。

三毛門 和彦(みけかど かずひこ)先生
2022年度に大分大学消化器内科に入局させていただきました三毛門和彦と申します。初期研修2年間を中津市民病院で行い、大森先生をはじめとする消化器内科の先生方の姿に惹かれ、消化器内科への入局を決めました。
入局後の3年目からは鶴見病院への勤務となり、1年間毎日楽しく、時には忙しく充実した日々を送らせていただきました。鶴見病院では、上下部消化管内視鏡検査やERCP、PTGBDなどさまざまな手技を経験させていただき、さらに消化器内科の魅力に気づくことができました。どのような手技を行うにしてもまずは経験をさせてくださった先生方には本当に感謝しております。
4年目の現在は大学病院にて勉強させていただく機会をいただきました。大学病院勤務は初めてのことで、市中病院との違いなどに困惑することも多々ありますが、自分らしく日々の業務に誠心誠意向き合い、消化器内科医として成長したいと思っております。
今後ともよろしくお願い申し上げます。

淀 優花 (よど ゆうか)先生
卒後2年間の初期研修を終えて、2022年度に消化器内科へ入局しました。初期研修は大分県厚生連鶴見病院で行い、3年目も引き続き鶴見病院で勤務を行いました。
同じ病院での勤務ではありましたが、研修医の頃とは違い、外来診療やオンコールもあり、最初は不安が強かったです。永井先生をはじめ先生方に助けていただき、多くの幅広い症例を経験することができました。日々のスクリーニングの上下部消化管内視鏡検査に加えて、ESDやERCP、PTGBDなど多くの手技を経験させていただきました。日々の積み重ねてできるようになったことが増えてきた一方で、できないことの多さや知識不足を実感するタイミングも多くありました。特にIBDの治療方針については、患者さんの年齢層が比較的若いことや二次無効などで、頭を悩ますことが多かった印象があります。これからも多くのことを吸収して、日々精進していきたいと思います。
4月からは国東市民病院で勤務しています。まだまだ至らないことが多く先生方にはご迷惑をおかけすることもあるかと思いますが、今後ともご指導ご鞭撻のほどよろしくお願いします。

蓑田 昌和(みのだ まさかず)先生
2022年度に大分大学消化器内科に入局させていただきました、蓑田昌和と申します。2年間の研修医を終え、3年目から宇佐高田医師会病院に赴任し、早1年が経ちました。
昨年を振り返ってみると、病棟管理や患者家族との病状説明、内視鏡検査など、あらゆる場面で自身に責任があり、研修医時代との違いに、初めはかなり困惑したことを覚えています。右も左も分からず不安な中で、岡嶋部長を初めとした、多くの先生方に助言や御指導をいただきながら、成長できた1年だったと思います。
内視鏡について言えば、上部、下部消化管内視鏡検査はもちろん、ERCPやEMR、ESDといった多くの手技を経験させていただきました。未熟な私にとっては、どの手技もまだまだ難しく感じますが、多くの経験をさせていただいたお陰で、昨年より少しは上達できたのかなと感じております。優しく見守り、たくさんのチャンスを与えてくださった岡嶋部長には、心より感謝申し上げます。本当にありがとうございました。
4年目となる今年度からは、大分県立病院で勤務させていただきます。大分市内の総合病院ということで、昨年度までとは多くの違いがあるとは思いますが、自分にできることを一つ一つ行い、少しずつ増やしていければと思います。
ご迷惑をおかけすることも多々あるとは思いますが、今後とも御指導、御鞭撻のほどよろしくお願い致します。

淀 怜赳(よど りく)先生
大分大学を卒業し、大分県厚生連鶴見病院での初期臨床研修を経て、2022年度に消化器内科へ入局致しました。同年度は大分医療センターで後期研修を開始し、2023年度からは杵築市立山香病院で勤務しております。
昨年度は初期研修とのギャップに戸惑いながら奔走し、あっという間に過ぎた1年間でした。最初は小さなことでも自分1人で方針を決定することが怖く、特に外来業務では限られた時間の中で判断するべきことが多かったため苦慮しました。ご指導を頂きながら少しずつ自分の判断基準が形成され、大きく成長できた部分だと感じています。
またERCPやESDなどの内視鏡手技に加え、腹部USや肝生検・RFAなど多岐にわたる手技を経験させて頂きました。まだまだ未熟ですが、大変多くのことを教えて頂きました。山下先生をはじめ大分医療センターの先生方、本当にありがとうございました。
現在勤務している山香病院では、一般内科として診療する傍らに内視鏡検査を行っています。消化器領域については意見を求められることが多く、自分の知識不足を痛感する場面が多々ありますが、昨年度教えて頂いたことを思い出しながらなんとか診療を行っています。一方でこれまであまり経験していない消化器領域以外の疾患を診ることも増えましたが、自分の知識を広げるためにも腰を据えて勉強していきます。
稚拙な文章でしたが、読んで頂きありがとうございました。先生方とこれから先どこかで一緒に勤務させて頂くことを楽しみにしております。

山田 訓也(やまだ くにや)先生
2022年度に大分大学消化器内科に入局した山田訓也と申します。現在、医師として7年目になります。私はいままでは愛知県の病院で勤務したあとに、大学で過ごした大分県に戻ってきた形になります。働く場所が異なれば、異なる考え方ややり方があり、新たな知識や技量を少しずつでも吸収できるように、日常診療に励んでいる日々であります。その中でも、福地部長を始めとした上司の先生が、丁寧に教育してくださり、少しずつですが成長を実感し、充実した日々を過ごしています。今後は、ERCPやESD症例を特に頑張りたいと思っており、症例の確保にも努めています。
アルメイダ病院は、消化器内科医師のみならず外科の先生も多く、緊急手術などの相談がしやすい環境にあり、本当に助かっています。今後は、地域の患者様に、自分が学んできた最大限の医療を提供できればと思っています。まだ、大分での勤務年数も少ないため、今後は多くの先生方と知り合って、より密な連携を取っていけるようにしたいと思います。
末永くどうぞよろしくお願いいたします。