専攻医の声 ~消化器内科医になって1年間を振り返って~

2023年度入局

朝日奈 文彦(あさひな ふみひこ)先生
2023年度より大分大学消化器内科に入局させていただきました朝日奈文彦と申します。初期研修を大分市医師会立アルメイダ病院で勤務し、医師3年目は大分医療センターで研鑽を積みました。消化器内科医となってからの仕事内容は研修医の時と大きく異なり、ERCPESD、腹部USなど様々な手技の経験を積むことができました。また初めて主治医として病棟管理を任せていただき、知識不足を痛感しながらも、患者さんに寄り添った治療を意識しつつ日々の診療を行いました。特に印象的だったのが新患外来を担当させていただいたことであり、短い時間の中多種多様な疾患の診療を行うことに苦戦していました。しかし、山下先生、大塚先生をはじめ消化器内科の先生方がいつも気にかけてくださり、未熟な私に対し丁寧なご指導をいただいたことで少しずつですが自身の判断でできることが増えました。この1年間で自分自身としては大きく成長できたのではないかと思っております。大分医療センターの先生方、本当にありがとうございました。
4年目は大分県立病院で勤務しております。至らない点も多く先生方にご迷惑をおかけしていますが、3年目に学んだ知識を活かしこれからも日々精進いたします。今後ともご指導ご鞭撻のほどよろしくお願いいたします。

郷田 悠(ごうだ はるか)先生
2023年度入局しました郷田悠と申します。
アルメイダ病院、大学病院で初期研修後、3年目は内科として津久見中央病院で勤務しました。医局関連病院ではないため、消化器内科としては非常勤の広島先生をはじめ、外科の先生方にご指導いただきました。本当にありがとうございました。一般内科としては辛いことや苦しいことも多く、消化器内科専攻医としても悔しい瞬間が多くありましたが、他科の先生方、本当に素敵なスタッフの方々に支えられたこともあり、かけがえのない大切な経験となりました。当時、心カテや緊急ERCP、緊急手術症例等津久見では対応できない症例につきまして、特に佐伯、臼杵、大分の先生方には多くご迷惑をおかけしました。改めて心よりお礼申し上げます。
 現在は大学病院に勤務しており、消化器内科としても医師としても未熟ではありますが、消化器内科である前に内科医であれという恩師の言葉を胸に日々研鑽しております。研修医よりこれまでお世話になった先生方、そして今後お世話になります先生方へ、つくづく素敵なご縁に恵まれていることに感謝しております。いつも本当にありがとうございます。お酒はほどほどにします(毎度誠にすみません…)ので、今後ともどうかよろしくお願い申し上げます。

後藤 尚(ごとう なおき)先生
2023年度に大分大学消化器内科に入局いたしました後藤尚希と申します。大分大学医学部附属病院とアルメイダ病院で初期臨床研修を行い、消化器内科の温かい雰囲気や処置や症例の多様性に魅力を感じて入局を決意しました。3年目は大分赤十字病院で勤務しておりました。研修医とは異なり当直や内視鏡検査、主治医になったりと自分で責任を持つ場面が増えたり、1日の検査や入院患者の多さに精神的にも体力的にも大変な時期ではありましたが、周りのスタッフや先輩医師に助けられながらなんとか1年間を乗り切ることができました。日赤では胃カメラの撮り方の基礎や病理の所見を特に詳しく教えてくださり、現在もその経験が基盤となって活きていると実感しております。現在は4年目として大分大学附属病院で勤務しております。大学では市中では経験できないような多様で珍しい症例が集まっており、また医師の数も多く市中に比べてある程度時間のゆとりがあり、一つ一つの症例をじっくり学べる貴重な時間を過ごしております。今後も11日を有意義に過ごしながら、少しでも多くのことを学びスキルアップできるようにこれからも精進して行きたいと思います。今後もご指導、ご鞭撻の程、何卒よろしくお願い致します。

古本 裕也(こもと ゆうや)先生
2023年度に大分大学消化器内科学講座に入局させていただきました古本裕也と申します。
初期研修は別府医療センターと大分大学医学部附属病院で行わせていただきました。
医師3年目はアルメイダ病院で福地部長の指導の下、多くの症例や手技を経験させていただきました。周りの先生方に手厚いサポートをしていただきながらではありましたが、研修医のころとは違い主治医としての責任を感じながらの1年間はあっという間でした。楽しい時期も苦しい時期もありましたがとても成長できたと思います。
医師4年目となる今年度は別府市の中村病院に勤務しつつ、毎週水曜日には新別府病院で勉強させていただいております。中村病院では消化器内科医は自分一人であり、昨年度よりもさらに自分の診断や治療方針に責任を感じています。不安な点も多いですが他院の先生方にも助けられながらなんとか診療を行っております。
まだまだ未熟ではありますが今後も研鑽を重ねますので、ご指導・ご鞭撻のほど何卒宜しくお願い致します。

佐藤 雄(さとう ゆたか)先生
2023年度に大分大学消化器内科学講座に入局いたしました佐藤雄高と申します。私は大分大学附属病院で2年間初期臨床研修を行い、入局後は医師3年目より新別府病院で勤務させて頂いております。
入局後の1年間を振り返ってみますと、本当にあっという間で充実した1年だったと思います。新別府病院では日常診療や救急診療も可能な限り自分で対応させて頂けることから、内視鏡の手技は勿論、患者様の診断や治療を考える思考力・責任感を養う事ができ、日々成長を感じております。同時に己の無知さ、無力さを痛感する場面も多く、今は目先の事に一喜一憂する毎日です。困った時にはいつでも上級医の先生がサポートして下さり、恵まれた環境であると実感しております。
どうしても臨床に傾きがちではありますが、貴重な症例を経験した際には学会発表の背中を押して頂き、消化器内視鏡学会(九州地方例会)で発表をする事ができました。日常診療で忙しい中、日々ご指導ご鞭撻頂いている先生方には大変感謝しております。まだまだ未熟ではございますが精進してまいりますので今後ともご指導ご鞭撻のほど何卒宜しくお願い申し上げます。

田村 尚(たむら なお)先生
2023年度に大分大学消化器内科学講座に入局いたしました田村尚輝と申します。医師3年目から現在にかけて大分県厚生連鶴見病院で勤務しております。
私は初期研修を2年間大分岡病院で行い、首藤先生、和氣先生、衛藤先生のご指導のもと多くの内視鏡手技や症例を経験させていただき、消化器内科への入局を決意しました。
3年目からは大分県厚生連鶴見病院で勤務をさせていただきました。研修医のころと比較すると責任感も増え、外来業務や健診での内視鏡検査など初めてで分からないことも多く不安を感じながらも日々の業務を行なっていましたが、永井先生をはじめ先生方の助けもいただき多くの症例や内視鏡手技を経験させていただきました。
4年目からも引き続き鶴見病院で勤務させていただいております。昨年と比較すると内科医としての知識や経験も増え、内視鏡検査や処置に関してもできることが多くなったと実感しています。それでもまだまだ知識不足や経験不足なことも多く、日々の業務を大切に少しずつでも精進していきたいと思います。まだまだ先生方にはご迷惑をおかけすることもあるかと思いますが、ご指導ご鞭撻のほどよろしくお願いいたします。

前田 晃希(まえだ こうき)先生
2023年度に大分大学消化器内科学講座に入局いたしました前田晃希と申します。初期研修2年間岡病院にて行い、3年目は大分大学医学部附属病院にて後期研修を開始し、現在は大分市医師会立アルメイダ病院勤務しております。大学病院での研修では基本的な上下部内視鏡検査から大学病院ならではの専門性の高い疾患、高度な内視鏡治療など多くの経験を積むことができました。各領域のスペシャリストの先生方からご指導いただき、非常に有意義な半年間でした。そして現在研修している大分アルメイダ病院では多くの消化器救急疾患を経験させて頂き、忙しくも充実した日々を過ごすことができています。特に寛大な心で日々我々を見守って下さる福地副院長のおかげで安心して診療を行うことができております。この場をお借りして感謝申し上げます。まだまだ力不足にてご迷惑おかけすることも多々あるかと思いますが、引き続きご指導ご鞭撻のほどよろしくお願いいたします。

水上 美(みずかみ みなみ)
2023年度に大分大学消化器内科に入局させていただきました水上美南と申します。初期研修を厚生連鶴見病院と大分大学医学部附属病院で行い、それぞれの病院で様々な症例や手技を経験する機会をいただき、消化器内科に魅せられて入局を決めました。
医師3年目の1年間は産休・育休をいただいていたため、今年の4月から医師3年目として大分大学医学部附属病院で勤務させていただいております。たくさんの上級医の先生方に手厚いご指導をいただき、迷った時にはすぐに相談にのっていただける環境が本当にありがたいです。
大学病院では多種多様な消化器疾患に携わることができ、外勤で行かせていただいている病院では消化器疾患以外の診療にも携わることができ、医師としての成長に繋がっていると思います。私の消化器内科医としての1年は始まったばかりで、知識・技術不足を痛感することが多々ありますが、少しずつでもレベルアップしていけるよう日々精進してまいります。今後ともご指導ご鞭撻のほどよろしくお願いいたします。