炎症性腸疾患

炎症性腸疾患は比較的稀な疾患ですが、近年急速に患者さんの数が増加しています。
潰瘍性大腸炎とクローン病がこの疾患にあたります。

完治する事ができない病気ではありますが、近年様々な治療法が登場し、発症前と変わらない程に健康な暮らしができている患者さんもたくさんいます。
白血球除去療法(GMA,LCAP)、タクロリムスやアザチオプリン等の免疫抑制剤、インフリキシマブやアダリムマブ等のTNFα阻害薬による治療など、いずれの治療法も当院で対応する事が可能です。

若い方に発症する事が多く、学業や就業、恋愛、結婚、妊娠・出産に大きく影響する事もあるかもしれません。
また、病状が個人個人によって異なるために、本やインターネットに書かれてある内容と自身の状況が違い、不安に思う事もあるかもしれません。治療の副作用について不安に思う方もいると思います。

まだ分かっていない事が多い病気ですが、可能な範囲で疑問や不安にお答えし、個人の病状とライフスタイルに適した、そして苦痛の少ない診療を選択できるように心がけています。

潰瘍性大腸炎やクローン病についてお悩みの方、またはもしかして自分がこの病気ではないかと不安に思っている方は是非ご相談下さい。

消化器内科 医局説明会 2024年8月8日(木) 19:00~





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